統計思考力を磨くには
2010.01.21
先日「統計思考力」(神永正博氏著・ディスカヴァー)という書籍を読みました。★不透明な時代を見抜く「統計思考力」
データの読み方について実例を挙げて解説しています。
誤ったデータの読み方やその原因なども書かれていて、日常に溢れているデータの読み解き方に注意しなければエライことになるなぁ・・・と、思いました。
ビジネスでは「社内資料の作成」や「クライアントへの提案書」など随所で統計データを活用します。
もちろん日常生活でも「各種統計データ」をもとに何かを判断するケースもあります。
例えば家電製品を購入しようとした時に価格ドットコムやアマゾンなどで利用者の評価・口コミなどを参考にしたりしますよね。
そこには利用者が採点をしていたりします。
最高点を何人が付けていて、最低点を何人が付いているか一目で見ることができます。
これらの統計データを参考にして商品選定されている人もおられるのではないでしょうか。
「統計思考力」では、この手のデータを参考にする場合に往々にして多くの人はデータ自体を見るのではなく、そのデータを書評しているコメントを読んで物事を判断していることを危惧しています。
つまりデータを書評する人を媒介することによって、何らかのバイアスが掛かってしまう傾向があるということです。
確かに同じデータでも立ち位置の違いで書評は変わってきますよね。
例えば同じ会社の社員5人の年収が、1人が1億円で、他の4人が1千万円だったとします。
「年収1億円」と「年収1千万円」という金額で比較すれば不公平なように思えます。
しかし「5人中4人が同じ給料をもらっている」とみれば概ね公平という見方もできます。
また、4人が年収1億円で、1人が1千万円ならば、不公平と不満を覚えるのは年収1千万円の人だけです。
つまり年収1億円の人から見れば「公平」と思うのかもしれません。
このように立ち位置次第で、データの見方や感じ方は違ってくるということです。
営業としているとよく思いますが、データって本当に使いようです。
営業マンの気持ち一つで都合の良いようにデータを説明することができますから。
ここでのポイントは「どの立ち位置からデータを書評するか」ということです。
アフィリエイターさんでありがちなのが、どうしてもアフィリエイターの視点からデータを活用してしまうことです。
ターゲットとして設定している人の視点から見て、一番フックとなるポイントを見抜いてデータ活用すると「訪問者の注意・関心」をひくことができます。
データ活用だけでなく「キャッチコピーや誘導文」なども訪問者視点から考えると、自ずと効果が期待できるキャッチも絞れてきます。
稼いでいるアフィリエイターさんはターゲットに【興味・共感】を抱かせるために、自分目線ではなくて利用者目線でサイト構成を考えています。
あなたはどの目線からサイトを作っていますか?
